<なんで宗教人は宗教を勧めるのでしょうか> 家のワイフは、自分がいいと思ったものは、なんでも人に勧めますが、それが一銭でも自分の得になるものだと途端に勧めることができなくなります。多分、“人を利用している”というように感じるのでしょうか。こういう人は、営業の仕事はできませんね。 どんな宗教でも何か... 続きをみる
主を仰ぎ見つつの新着ブログ記事
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<メランヒトンへの手紙で> ルターは、「あなたが恵みの説教者であれば、作り物の恵みではなく、本物の恵みを説教しなさい。もしそれが本物の恵みであれば、作り物の罪ではなく本物の罪を負いなさい。神は作り物の罪人を救われはしない。罪人でありなさい。大胆に罪を犯しなさい。しかし、もっと大胆にキリストを信じ、... 続きをみる
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<神の律法は、「隣人を愛する」ことに尽きる> 『5:14 律法の全体は、「自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ」というこの一句に尽きる・・・』(ガラテヤ書5章14節) そこには IF(もしも)とか、BUT(だけど)とかはない。神さまが与えた“律法”(旧約聖書)は、お互いに愛し合うことだけだと... 続きをみる
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(からし種=小さな粒々) 『13:31 ・・・「天国は、一粒のからし種のようなものである。ある人がそれをとって畑にまくと、 13:32 それはどんな種よりも小さいが、成長すると、野菜の中でいちばん大きくなり、空の鳥がきて、その枝に宿るほどの木になる」。』(マタイによる福音書13章31,32... 続きをみる
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幸せってよくわかりません。幸せって何ですか、どこにあるのでしょうか?
「おじさ~ん、しあわせちょうだい」 「あいよ」 「いくらですか」 「30円だよ」 「じゃ、三つちょうだい」 「おじさ~ん、しあわせください」 「アレ…、あんたいくつだね?」 「私、二十歳です」 「大人にや売れないね」 「私、ほしいんです…、どうしても…」 「おい、かあ~さん、へんな客だよ」 (「... 続きをみる
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<この書はデンマーク語で書かれたものです。> それが、多くの国の言葉で訳されているのは、その題「死に至る病」(The Sickness Unto Death)と卓越した導入部の記述によるものだと思います。 <「死に至る病」の導入部> 人間は精神である。しかし、精神とは何であるか、精神とは自己である... 続きをみる
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<悲しみよ> 悲しみよ悲しみよ 本当にありがとう お前が来なかったら つよくなかったなら 私は今どうなったか 悲しみよ悲しみよ お前が私を この世にはない大きな喜びが かわらない平安がある 主イエス様の みもとにつれて来てくれたのだ (水野源三詩集より) あれは、何年だっただ... 続きをみる
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“救い”は、信仰によるのか善行によるのか、それとも両方必要なのか?
<ヤコブ書というのは、新約聖書の中の特異な書です> ヤコブ書は、ルターに「藁の書」だと言われた書物です。つまり中味(実)のない殻だけの書だと言われたのです。福音(喜びの知らせ)の最も重要なことが欠けている書だと言ったのです。 Martin Luther (1529) by Lucas Cranac... 続きをみる
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平和(シャロームからエイレーネ)を作り出す者は幸いです〔マタイ5章9節〕
<聖書の中に“平和”が見ますか?> 私には、聖書の中に“平和”が見えません。争いと憎しみと悲しみが溢れています。それは、登場人物が私たち、否、この私だから、だと思うのです。 昔、息子がまだ高校生の頃、息子が私に “お父さん、どうしていつもお父さんは「喧嘩腰」なの?” と言ったのを忘れません。私は、... 続きをみる
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<私の聖書1巻> 旧新訳聖書66巻の中で、あなたがひとつだけ選ばなければならないとしたら、どの書を選ぶでしょうか?私は、旧約聖書のヨブ記を選びます。その理由は、私がとても悲しい時に読んだ書だったというだけではなく、真っ暗い状況の中で、その先にひかり(希望)を見つけることができる書だからです。絶望な... 続きをみる
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<Bette Midler ベット・ミドラーの「遠くから」> Bette Midler - From A Distance (Official Music Video) <この歌を訳してみました。誰かがすでに訳していたら、ごめんなさい。> 遠くから見ると、世界は青と緑に見えます そして、白い雪をか... 続きをみる
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<癌友は愛しい> 同じ教会の青年会で親しくしていた私より一回り若い人がふたり、天に召されて行きました。ひとりは膵臓癌で、一人は、リンパ癌の後遺症で亡くなりました。ひとりは、この世に未練を残して、一人は静かにこの世を後にしました。 癌というのは細胞の病気です。細胞は、絶えず再生されます。古い細胞は死... 続きをみる
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<孫からインタビューされました> アメリカの小学校2年生の孫の学校の宿題(プロジェクト)で移民してきた人をインタビューするというのがあって、私がインタビューされました。いろいろな質問に答えたのですが、その質問中に、「アメリカに来た時、何か先祖代々につたわるものを持ってきたか?」「もしあったら、どん... 続きをみる
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ヨハネ伝の「姦淫の女」の記事の中にひとりの女の悲惨な人生が見えてきます
<「姦淫の女」の話は、残忍な人たちの企みでした> 律法学者やパリサイ人たちが、イエスさまを訴える口実をつくるために、姦淫の現場で捕えた女をひっぱってきて、イエスの前に立たせました。そして、「律法では、こういう女を石で撃ち殺せと命じていますがあなたは、どう思われますか」と訊きました。 もし、“殺すな... 続きをみる
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<最近、はじめて「木綿のハンカチーフ」という歌を聞きました> 「木綿のハンカチーフ」という歌は、1975年に太田裕美という歌手が歌い、大ヒットしたそうですが、私は、一昨日それを聴いて、感動しています。“何を今頃・・”と思われるでしょうが、アメリカに住んでいるとそういうミスをすることがあるんですよ、... 続きをみる
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アメリカの人種差別、アジア人へのヘイトクライム(差別犯罪)、国が盗まれるという恐怖感
<アメリカは白人(WASP)によって開発された国> この国は、もともと白人の国では、ありませんでした。カソリック教会の圧力から“信仰の自由”を求めて、アメリカ大陸にきた白人(WASP:White Anglo-Saxon Protestant)がイギリスと戦い、土着のインデアンから土地を奪って「アメ... 続きをみる
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クリスチャンが神を愛し、正義を求め、隣人を愛していた頃、私たちは、彼らを尊敬し見習おうとしていました。
<なぜ、アメリカでキリスト教が衰退してきたのか?> それは、違う宗教の人たちが入ってきたからではありません。好ましくないクリスチャンが増えてきたからだと思うのです。昔は、クリスチャンといえば、当たり前に信用ができたのです。だって神様を信じ、神さまのみ旨を求めて生きている人々じゃないですか。 それが... 続きをみる
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「すべては導かれている―逆境を越え、人生を拓く五つの覚悟」を聴いて・・・
田坂広志が語る「すべては導かれている ー 逆境を越え、人生を拓く五つの覚悟 ー 」|あすか会議 <講演者:田坂広志、多摩大学院 教授/田坂塾・塾長/世界賢人会義 Club of Budapest 日本代表> クリスチャンの友人から是非聴いてみてくださいというのが送られてきました。仏教、それも禅宗の... 続きをみる
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私たちはひとり、裸で生まれ、裸で死んで行きますが、私たちには、希望があります。死の向こうに新天地があるのです
{FILE - Dr. Joseph Varon hugs and comforts a patient in the COVID-19 intensive care unit during Thanksgiving at the United Memorial Medical Center on... 続きをみる
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「私たちが登る丘」(私たちは、負けない。自分たちの子供に良い国を残そうという詩)の朗読、アマンダ・ゴーマン
2021年1月6日にアメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件があり、1月20日にジョー・バイデン氏の大統領就任式がありました。その時、黄色いスーツを着た小柄な黒人の女性(少女)が現れ、就任式のための詩を(自分が作った詩)を朗読したのです。 Amanda Gorman delivers her poem a... 続きをみる
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<罪の快感、罪は楽しい> 先日、罪は楽しいものという話を書いたら、多くの人から同感を得ました。みなさんも“やってはいけない”と言われたことをして、罪の快感を味わってきたのでしょうか。でも、誤解しないでください。そういう私は、だから、罪を犯していい、どんどんやれと言っているのではないのです。 聖書に... 続きをみる
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神は、“真実”という翼で私たちを覆います。そこで、生きる勇気をもらうのです。(詩篇91篇4節)
<「神の真実」という恵み> 長い信仰生活で神さまにつながって来られたのは、「神の真実」があったからだと思わされています。私は、神さまにしがみついていましたが、そんなことをする必要がなかったと今では思っています。 私は不安でした。神さまは本当にいるのだろうか、本当に私のことをケアーしている(心配して... 続きをみる
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信仰者は、此の世の「政治」にどのようにかかわるべきなのだろうか(3)・・・・・<信条的な違いが信仰者の信仰を決めるものなのだろうか>
アメリカでは、共和党的も民主党も最高裁判事を選ぶときは、どういう信条をもっている人かという基準で選びます。 例えば、共和党が政権を握っている時は、堕胎に反対の人(ProLife)を選び、民主党が政権を握っている時は、妊娠した人の意思を尊重する人(ProChoice)を選びます。 私は、堕胎に反対で... 続きをみる
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信仰者は、此の世の「政治」にどのようにかかわるべきなのだろうか(2)・・・・ ー アメリカの政治制度について少しお話させてください ー
<Conservative vs Liberal(保守主義者と自由主義者)> アメリカには、2大政党、共和党と民主党があります。そして、“Conservative”(保守主義者)と、”Liberal“(自由主義)という考え方があります。 “Conservative”(保守主義者)というのは、アメリ... 続きをみる
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信仰者は、此の世の「政治」にどのようにかかわるべきなのだろうか(1) ・・・ ー <宗教と政治は話題にしない> ー
宗教と政治については話題にしない、と言われます。それは、議論になって、あまり有意義な時を持つことができないからです。でも、違う考えに人がお互いに歩みあうことができれば、話題にするのも許されるかなと思っています。 昨年の大統領選挙では、アメリカが真っ二つに分かれ、夜も寝られない時を過ごした人もいたこ... 続きをみる
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<クリスチャンとはどういう者か> 私は、ここで政治の話をしようと思っていない。クリスチャンとはどういう者かという話をしようと思っています。前トランプ大統領の弾劾裁判がどうであったかということはどうでもいいのですが、あそこに登場した人物の中で、私の心に強くとまった人は、前副大統領マイク・ペンスです。... 続きをみる