主を仰ぎ見つつ

キリスト教的思索

2022年11月のブログ記事

  • 罪の誘惑とその快感〜チンドン屋、紙芝居、駄菓子屋の思い出(再アップ)

    <チンドン屋と紙芝居> 父が日本に派遣されて、私の家族が日本に行ったのは私が7才の時でした。戦後の日本は貧しかったけど、みなさん勤勉で一生懸命生きていました。 その頃の思い出の中に、チンドン屋と紙芝居があります。チンドン屋は、金太鼓をならしながら道をくにゃくにゃと歩き、子供たちはその後をついて行き... 続きをみる

  • 平和の使者、モハメド・アリー (by ビリー・クリスタル) 再アップ

    ~ 平和を実現する人々は幸いである、その人たちは神の子と呼ばれるであろう ~ <歴史上最も偉大なボクサー、モハメド・アリー> Muhammad Ali - ”I am the greatest of all time!"と叫ぶボクサーがいた。実際に彼はボクシングというスポーツを完璧な形で表現した人... 続きをみる

  • M婦人は先週の金曜日の晩に神さまのもとに召されていきました。

    Yo-Yo Ma, Kathryn Stott - The Swan (Saint-Saëns) この The Swanという曲は、生涯沈黙を守った白鳥が死ぬ間際に唄う歌だとどこかで読みました。 <M牧師と娘さん家族のためにお祈りください> M牧師は”まじめ”という言葉を人にしたような人です。どこ... 続きをみる

  • アメリカの民主主義の危機の中で私たち信仰者が揺れています

    (赤は共和党、青が民主党です) <私たちが生きている民主主義というのは何か> 民主主義とは、国民が統治者を決めたり辞めさせることができる体制です。その反対は、専制主義で、君主や独裁者などの個人、あるいは軍部などの幹部からなる小集団が、自分たちの意志によって統治する体制です。 そして、民主主義の要(... 続きをみる

  • わたしたちがこの世に残していけるもの

    <若くして亡くなった人の残したもの> “二年前、夫は58歳でこの世を去りました”という言葉ではじまる、この話を読んだ時、56才でなくなった私の父のことを思いだし、“大変だっただろうな”と思いました。 「夫が残してくれたものといえば、夫の祖父が建てたという広い土間があるのが特徴の古い日本家屋だけです... 続きをみる