主を仰ぎ見つつ

キリスト教的思索

捨てられた猫の話、神さまは私たちをけっして見捨てられない

<8年間も一緒にいた猫がすてられました>


その理由は、新しい子猫と仲良くできなかったからだというのです。人懐こい猫で、そこの家の犬とも仲良く生活してきたのに、新たに来た子猫には敵対し共存できなかったというのです。


で、問題は、8年も一緒に生活した、この猫を捨てて子猫を選んだというので、多くの猫族から喧々囂々の批判をあびたというのです。


そして、この話は、全国に広まり、テキサスの住人がわざわざこの猫が収容されていたフロリダまで飛んできて、この猫を引き取ったとのことです。テキサスからわざわざきたのだから、大切にしてくれるだろうということで一件落着ということでした。


だいたい、この猫の飼い主がどうして8年一緒にすごした猫を捨てたのか、わかっていないのです。子猫と仲良くできなかっただけじゃないと思います。いろんな事情があったと思います。この猫を Animal Shelter(動物保護施設)に持っていくのもつらかったと思います。


それにしても、なぜ8年も共に生活した猫を捨て、子猫を選んだのかですが、、、ふと、NYにいる息子が言ったことばを思いだしました。「映画関係の仕事をしている人は、奥さんが歳をとると、離婚して、もっと若い人と結婚するのだ」とのことです。何年ともに生活してきたということなどに価値がないのです。


<神さまは私を見捨てない>


強くあれ。雄々しくあれ。彼らを恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主ご自身が、あなたとともに進まれるからだ。主はあなたを見放さず、あなたを見捨てない。」(申命記31:6)


長い信仰生活をしていると、失敗したり、神さまを悲しませることがあります。でも、神さまが私を見捨てられると懼(おそ)れたことは一度もないのです。神さまは愛のお方です。否、神さまは愛そのものだと聖書に書かれているのです。


たとえどんなことがあろうとも、“ぜったいに見捨てない” “恐れるな、自分が傍にいるから”とおっしゃってくださるのです。


たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、わざわいを恐れません。あなたがわたしと共におられるからです。・・・」(詩篇23篇4節)


文責: ロバート イー

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